ヴェネツィアの裏通り

 

小運河沿いの小道で、泊まったホテルを描いた。小道は行き止まりになっていたので、安心して描いていた。

ところが驚いたことに、行き止まりと思っていたところから急にオバチャンが現れて、大声で文句を言い始めた。何を言っているのか分からないが、邪魔だからどけと言っているらしい。

行き止まりと思ったところには建物があったが、その下をくぐれば先に行けるようになっていたのだ。ヴェネツィアの裏通りは油断がならない。 (00.10.12)


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